花咲くラベンダードアの家

仙台市内、都心部に近いエリアに完成した【花咲くラベンダードアの家】

 

上空から見ると真四角に近いシンプルな外観ですが、内部に入ると床の高さに一工夫が施された家です。土地にかかる面積の法律(建ぺい率・容積率)を考えると、居室を優先するとどうしてもまとまった収納がとれません。

 

そこで考え方を変え、面積の法律には影響しない小屋裏収納を、天井裏ではなく、あえて一階の下、半地下のような場所に持ってきました。

 

玄関を入ると正面には5段の小さな階段。1階の床は90㎝上がります。このことで2階の部屋も周辺部の2階よりも上がることで、近隣からの視線をずらし、またお隣の屋根の上から室内へ日光が入るようになりました。

 

ミニ階段の奥にトイレのドアがあります。ちょうどシンボリックな位置に配置された、ガラス入りのドアは、他の白いドアとは違え、ドア色をラベンダー色にしました。

 

金色のハンドルも加わり、まるで「ラベンダーの花が帰りを待っていたかのように・・・」(とはいえ、普段見慣れてしまうと当たり前になり忘れてしまいますが) 優しい色のドアが目に入ります。2019年12月末に完成しました。

 

 

家づくりの経緯がわかるblogはこちら

 

 

玄関ホールから1階床へは5段あがる。正面にはラベンダードア。高さのある空間ということもあり、ペンダント照明はルイスポールセンのエニグマ。左側のシューズクロークの扉にあたらず、そして重要なのが右上にあるキッチンの突き出し窓からちょうど目線に見える位置に照明をつけました。

 

右下にある小さなピンクのドアを開けると、大きな床下収納へとつながります。

 

 

階段にあるニッチには、オーナーのWさんによる綺麗な飾りつけが。

 

 

ラベンダードア含め、扉のハンドル、引手、つまみはゴールドで統一

 

 

玄関階段を上がり見返りしたところ。エニグマがさりげなく浮いている。

 

 

ルーバードアのみグレー色でアクセントになっている。

 

 

この突き出し窓はとても重要な役目があります。空気の対流に加え、1階LDKにいても家族の帰りの音が聞こえるようになっています。

 

 

玄関入って右下にある小さな開き戸。ここが床下収納の入り口

 

 

床下収納の様子。ちょうどLDKの真下の空間です。大人は立っては歩けませんが、なかなか快適な空間です。湿気対策として給気と排気を入れました。写真の上にある四角いものが点検口

 

 

開けると一階に荷物が出せるようになっています。ここからも出し入れできます。

 

 

1階リビングの様子。壁と天井はダイアトーマス塗り壁で仕上げ。床はナラ材のブラウン自然塗装仕上げ。自然のものに包まれた室内です。コーナー部分にはテレビ台を壁に設置。棚の下がオープンとなりすっきりしています。

カーテンやソファーはモノトーンのグレーに統一。

 

 

キッチンとダイニング。キッチンの扉は北海道のエコシラ合板で製作し、ナチュラルブラウン塗装。壁のタイルは黒のボーダータイルで室内の色にアクセントをつけている。

 

 

キッチンから突き出し窓を見た様子。泡ガラスに浮かぶエニグマの光は、柔らかな表情を醸し出しています。

 

 

2階廊下にある、壁厚を活用した本棚。漫画本にはちょうどよい奥行

 

 

サニタリーは造作洗面カウンター。照明は大きな一枚鏡の後ろとカウンターの下にある間接照明。サニタリーはこのあかりだけで全体を明るくしています。

 

 

引き戸はヘムロックの無垢ドアに、ターナーのJカラーで仕上げています。水性塗料らしいマットな仕上がり。

 

 

外観はスクエア型で、外壁は濃いグレー、カラーベストというスレート材仕上げ。幅が60㎝なので「ちどり」になるように貼っています。

 

 

エントランスのところのみ、アクセントとしてカルクウォール(スイス漆喰)仕上げ。照明もスナフキンのような笠のついたランプ。夕方になると二方の壁を照らすように柔らかく点灯します。

 

20200214

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MENU