つながる・無人販売小屋

コロナ禍のなか、人と実際に会うことがあたりまえではなかった、ということに気付く日々、仕事で通っている新川で目にする無人販売所が気になります。

 

道路沿いに数件、このような農家さんがやっている販売所がありますが、どこもこのように発泡剤に野菜や米が入れられ、毎日しっかり管理しながら置かれています。

 

先日までなかった朝顔のディスプレイ。梅雨の先には暑い夏が待っていることを気づかされます。マーカーでかかれたちょっとしたコメントに売り手の気持ちが感じられます。金額は全て100円、横の小さなコイン入れに買った金額を入れるだけです。

 

ここにはセコムはありません。扉もなく、野菜でも売り上げ金でも、人の目を盗んで悪さしようと思えばやりたい放題。でも、そうさせない、不思議な「モラルのカーテン」につつまれた空間です。

 

持ち帰りやすいようにビニールがぶら下がっていたり、白い箱が綺麗に並べられていたり、造花であっても朝顔が飾られていたりと、どこかに人が感じられる小さな小屋。商売のヒントをたくさん見つけることが出来る場所です。

 

ネットショッピングにはない実店舗。でも、人と会わずに、しかしながら、不思議と人が感じられる工夫。次回また寄って購入したくなる欲望。つながることに壮大な価値が生まれる時代に、急スピードでシフトしている世の中。ローカルな地にあらためて目を向ける時代がいよいよ来ました。

 

20200717 仙台発イチゴイチエの家づくり