[Y-Studio] 足場が外れ、結界が変わる。

Y-Studioづくり。今日はいよいよ外部の足場が外れます。約4か月にわたりお世話になってきた足場。このパーツ無くしては建物は完成しません。

 

その前に屋根に登り、トップライト塔のガラス磨きと最終チェック。手前に見える雪止めが、ここに来る足掛かり。この雪止めを上から順に外していき、トップライト塔の作業は全て終了です。

 

雪止めを外すとすっきり。後は内部から網戸をつけたり、ガラス磨きの作業。内部の足場は来週解体ですので、まだ少し時間があります。

 

 

足場は3人で手際良くばらしていきます。最初と違うのは、外観が完成していること。一つも傷つけられないプレッシャーがあります。そのために職人さんも練習を重ねています。そしてちゃんと積みやすいようにまとめていきます。

 

 

正面もおおよそ外し終わりました。正面には大きなガラスの建具が入りますが、今まで足場があって結界が出来ていたラインが無くなると、一気に周りの風景と隣り合わせになる気分になります。建築中の建物にとって足場は大事な結界です。

 

 

半外のスペースでは千葉商店さんによるコーキング打ち。来週はサイディング部分(グレーのところ)に塗装します。屋根下地の構造材も日々焼けてきました。

 

 

結界が無くなると目の前の風景も、より身近に感じられます。建具が入ると、また結界が生まれます。今日は残暑厳しい夏の空。室内から見ると、まるで映画のスクリーンを見ているようです。

 

20200904

 

 

 

MENU