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家づくりblog isossa talossa

[isossa talossaの家] 内断熱工事の様子

isossa talossa の家づくり (イソッサタロッサ=大きな家で)
2日間にわたり、内部の断熱作業を行います。外では車に積まれた資材とエンジンコンプレッサーの音、さながら小さな工場の姿です。
断熱材の吹き付けは、2つの液体が対になっています。赤い缶と白い缶とをコンプレッサーにつなぎ、右下に伸びているホースで、それぞれの管を通して室内に送ります。

2つの液体は、吹き付けている職人さんのノズル先で始めて合体し、壁材(ベニヤ板など)にぶつかり発泡する、という仕組み。配管内やノズルが固まらず使えるのは、そのような理由からです。

職人さんは経験から、どのくらい膨らむかを予想して吹いていきます。一気に吹くのではなく、2、3回に分けて発泡状況を確認しながら、仕上げ厚まで吹いていきます。

吹き付け断熱は、気温と大きく影響します。気温が高いと発泡が早く膨らみますが、窓など養生しての作業ですので、暑さによる施工的な効率が悪くなります。
その逆も、施工は効率良いものの、発泡が遅く時間がかかります。6月での施工は断熱工事としてはちょうど良い季節でした。


天井はそのまま吹きっぱなしですが、壁は柱ツラでカットします。大きなパン切のような刃物で、柱よりもはみ出ないようにカットします。

仕上がった壁の状態。床は事前にビニールにより養生しているため、カットされた端材は、このまま養生をはがし、くるめて完了になります。
断熱材の端材は細かいので、次の造作作業に影響しないよう、きれいに、効率よく掃除することがポイントです。

内側と外側、天井と壁全ての断熱作業が終わると、施工中の家の中も涼しく、そして音も静かになります。

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