北欧ノルウェー、フィヨルドを巡る観光船に乗り、見つけた小さな小屋。
いったい何のための小屋なのか、船からは想像すらできないような、小さな小屋ですが、この風景に、必要な小屋、のように思えてなりません。
フィヨルドは氷河によって削り取られた地形。鋭角の斜面からは、標高千メートルの頂上から、海底千メートルの海面に向かい、無数の滝が見て取れます。
そんな人が関わらない大自然の中で、埋もれないように、少しでも緩い傾斜地に建っている、人が作った小屋が存在している。
滝よりも、この小屋に気持ちがシンクロし、この風景に見入ってしまいました。
2017年11月18日