koagariのある家、エンジンの音が響き、アルミ箱トラックの中にはドラム缶が。。。 何やらちょっとしたケミカル工場のようですが、今日は家づくりの心臓部の一つ、内部断熱作業の日です。赤と白のドラム缶は、断熱材の主液と硬化液が入っています。ここからそれぞれのホースで液体として送られ、吹き付け工の手元のノズルの先で初めて一緒になり、空気と反応して膨らみ、硬化します。
つまりドラム缶やホースの中では、膨らまず固まらないようになっています。
窓などの、断熱材が当たっては困る場所には養生をかけ、壁や天井めがけて吹き付けます。その後まもなくして膨らみが始まり、硬化します。
しかしこの状態では内側に石膏ボードを貼ることができないので、柱以上に膨らんだ断熱材は、専用カッターでそぎ落としていきます。
必要厚を確保しながら、必要以上に吹いても無駄に削り取るだけ。慣れているとはいえ、吹き付け工の腕が試される作業です。
20190601