大工さんの造作作業は終了し、小田塗装さんによる塗装作業へとつながりました。最近は梅雨らしい雨が多い日が続いています。塗装業者さんも、この季節は外の作業が進みにくいもの。このように内部作業がちょうどぶつかると、雨の日は、予定よりも多く職人さんが入ります。他の作業が入れない日は、応援にやってきます。
床はオイル塗装されていますが、扉の枠などそれ以外の木部は、未塗装のものを大工さんにより加工しながら組むため、塗装業者さんは、一番最初の作業として「木部の塗装」から始まります。例えるならばすっぴんの木肌に化粧を施すような工程。刷毛によりひとつひとつ仕上げていきます。
内部の塗装作業は、光の具合により見落とす可能性もあることから、このようにライトを当てながら塗装していきます。怪しそうな影が見えるのは、そのためです。
塗装は巾木などかがんで作業することも多いです。床との境はマスキングは行わず、刷毛で丁寧に塗装します。壁にははみ出しても大丈夫。木部塗装が終わると、今度は木にマスキングを行い、塗り壁下地となります。しばらくの期間、塗装業者さんによる作業が続きます。
20190706