[ロフトのある大河原BASE] 建て方工事の様子

2019年7月中旬、ここは宮城県仙南地区の大河原町。春は白石川の堤防に咲く、一目千本桜が有名な地です。オーナーであるKさんの住まいからは、この桜並木を見ることが出来ます。渋滞も無く、そして家から春を感じながら、一番良い日にお花見が出来る、そんな贅沢な暮らしをされておりますが、Kさんの永年の夢が、敷地に愛車のガレージをつくることでした。

 

昨年秋よりご縁を頂き、計画してきましたが、この度いよいよ形にすることが出来ました。

 

そして打ち合わせの中で、追加した部分が、写真奥に見えるロフト。ここへは階段は無く、後程造作する梯子で上がります。天井も低いロフトは、ちょっとした隠れ家のようになると思います。

 

 

大きさは約10坪。基礎が終わり、前日の朝から土台敷きからスタートし、2日目の午後3時前には屋根下地まで出来ました。今回はスタッフと2人で、クレーンを使わず、まったくの「人力」で組んでみました。

 

普段、建て方の際は大工さんに指示する立場ですが、このような機会にプレカットの図面を見ながら、材料を組み、形にしていくことにより、建物への愛着だけではなく、実際に木を持った際の体にかかる感触や、安全性、スピードから効率性など、再認識することが多くあります。

 

今回組み上げた材料では、一番重いもので80kg程だと思いますが、一人40kg、片手で20kgの力がかかります。つまり灯油缶を両方に持ちながら、移動し、組み上げていくのは、少しでもバランスを崩すと、危険が伴います。慌てず、次のイメージを持ちながら、淡々と進めていくことの重要性を感じました。

 

 

入り口には1/Rの下がり壁が付きます。今回もこの治具は山形の鮭川木工さんに製作してもらいました。この材料がないと、綺麗な曲線が描けません。

 

 

屋根下地の上に野地合板を張り、この後、屋根業者さんにより下葺きを行いました。今夜は少し雨が降る予報です(実際に降りました)ので、防水下地まで出来上がりホッとしています。しっかりとしていて面白い空間が出来そうです。

 

20190808