トンボが飛ぶ9月某日、地鎮祭を執り行いました。ここには元々住宅がありましたが、古屋を解体し、新築がスタートするまでの間もなく。何もない土地での地鎮祭。
家は施主がお金を出し、工事するものが建て、そしてそこに施主が住む。その関係は明らかですが、もっと大事な関係があります。
国際宇宙ステーションや水上の住まい、キャンピングカーでない限り、どの住まいも「その場所に」住む、という事象があります。お金があるなしではなく、その場所、その土地に選ばれた人でない限り、住むことが出来ないようになっています。
そんなことを考える機会が地鎮祭でもあります。地の神の存在は知りえることはできませんが、想像を膨らませて感じられる身でありたいものです。
20191017