新しい住まいづくり「チャーリー☆ハウス」
2020年2月21日、地盤を補強する工事からスタートです。地盤調査を行い、改良が必要か不要かを判断しますが、ここは比較的安定しているものの、全体が傾斜地ということもあり、安定している層までの距離が少しばらつきがあることが推測できました。
そこで柱状改良工事、という方法で、地盤を強くしているところです。基礎が乗る部分に、約2m間隔で柱をつくっていく作業です。
オレンジ色に見えるドリルで掘り進め、同時に硬化剤と土を混ぜていきながら、柱状のものを安定層に立てるようなイメージです。
こちらが作業終了した様子。まるで地面に掘られた蟻地獄のようです。その後綺麗に整地して終了です。
地盤の掘削を前に、重要な作業が。まずは図面通りに正確な位置を決定します。木の檻を「丁張(ちょうはり)」と言い、基礎の位置とこれら掘る高さの基準になります。横の板は全て水平です。特に縄張りを作っているわけではありません。
2020年2月25日、希工業さんによる地面の掘削(=根切)スタートです。地面の中から地盤改良の柱が出てきました。今積んでいる土の部分もこれから掘削しますが、この場所にも支柱が隠れています。
現在基礎の主流になっているべた基礎(=基礎底すべてに鉄筋が入る)は、かつての布基礎よりも強度が強いのですが、底面全体で力を受けるだけに、いざ家が傾くと全体に影響を及ぼします。
いずれ隠れてしまう、この土俵のような円柱。まさに縁の下の力持ちです。
20200225