仙台市青葉区新川のY-Studio、基礎は最後のコンクリート打ちを待つばかり。外部では設備作業を行っています。基礎の中に入る配管も設置終了。
外周部は敷き断熱の上に、暖房のパイピング。外周部から建物を温める方法です。3系統ありますが、2:1で循環液の流れる方法を変えます。2本が西側にあるボイラーから「北→東→南→西」と巡るルート、1本はその逆。
建物の温度は比較的北側の方が室温が低いため、ボイラーに近く、温かな循環液が北側を温めるための方法です。外周部を温めるパイピングは、どちらかというと補助暖房。まずは建物をベーシックに温めます。
中心となる部屋には床暖房が入ります。それらのルートがちょうどこの辺りに集まってきます。基礎の外部に出たパイプのあたりが暖房ボイラーがつく場所。今回は配管が多いことから、基礎にもあらかじめスリーブを入れ、より効率よく無駄の少ないルートがとれるようになっています。
さていよいよ木工事がスタートします。
20200415