2020年4月21日、Y-Studio上棟の日です。本来は20日を予定していましたが、終日雨模様。21日に順延になりました。クレーンは今日一日のみ。大きな材料は全て組み上げなければなりません。昨日からの雨は上がり、時間との勝負です。
中心となる空間が見えてきました。5.4mの巾を柱を立てないためには、42㎝高の梁をかけることに。目に入る木材の景色も迫力満点。木造の建物の印象大です。
クレーンが座るスペースは十分確保できるため、作業効率がよい位置に設置。建物に近いと重いものは吊れるものの奥の方に材料が運びづらく、反対に遠い位置ですと、動きが楽になりますが、重いものが吊れません。
屋根の材料は大きいものが少なく、主に手作業での組み方が多い場所。この場所で人が初めて見る高さの景色です。
上棟作業2日目(4月22日)今日は垂木(たるき)かけからのスタートです。時折雨に降られての作業。ここは仙台市内よりも山形市の方が天気予報は近いです。市内は強風でしたが、ここは雨、不思議な天気の日でした。
屋根を支える垂木がかかると、ますます木に包まれた空間になります。
建物の骨組みの中で垂木は、例えるならば肋骨のように見える部材。リズミカルに等間隔に組まれる垂木はとても綺麗に見えます。
隣接するしだれ桜も花を咲かせています。市内よりも少し遅い春。少し花冷えの中の上棟となりました。
20200422