仙台市青葉区新川でのY-Studioづくり。中央にはトップライトのための塔が屋根から突き出ています。その先端につく屋根は、この建物の中で一番高く、そして一番急こう配の屋根になります。ここはプレカットでは準備できず、現地にて製作しました。
まずは地面の高さで骨組みをつくり、仮組み。大きな軸をつくります。こちらを一旦ばらして、パーツを屋根の上に上げます。
角の部分にはさらに補強材を入れ、まるで焚火のための薪を寄せ集めた形で、一点に力がかからないように製作。この上から合板を貼り、下地が完成。
そして屋根材を貼り完成しました。雨仕舞とともにポイントとなる重要な屋根。高い場所での作業ですので大変でしたが、見上げるととんがり屋根が見えるようになりました。トップライト塔の全体像はまた後日。
季節は梅雨らしい天気。霧が新川の植物を潤しています。
20200624