今日は太陽に少し近づいているのか、と思うくらいの暑さ。仙台市内よりも幾分涼しい新川も、十分なくらいに陽が照り付けています。
そんな中、屋根のかかった外部スペース(交流スペース)の床仕上げとして、インターロッキング敷きが始まりました。まずはバサ、と言われる砂とセメントを混ぜたものを敷きます。
かくはん機で、砂とセメント、少し水を混ぜながらバサづくり。敷き込みの作業スピードにあわせて混ぜていきます。
木の棒一本だけで水平を作っていく技。コテで押し固めながら感覚で均していく、まさに職人技です。
さて、インターロッキングは3色を混ぜて並べます。同じ色が揃わないように。そしてランダムに見えるように、これまた感覚に頼る作業。
敷き込むと色の無かったバサの床に、まるでパッチワークの花が敷き詰められたように艶やかになります。下地もしっかりと作りましたので、車が乗っても沈みません。パレットに乗った3つの山が無くなるころには完成です。
仕事の帰路に出会った大倉ダムの夕景。朝夕の風は少し涼しくなってきましたので、秋はもうすぐです。Y-Studioは春に始まり、夏を経由して秋に完成です。建物づくりでの現場は体感で季節を感じる仕事です。
20200819