[油絵が時をつなぐ家] 母屋の解体から基礎着工へ

仙台市太白区富沢の地にて「油絵が時をつなぐ家」、家づくりが始まりました。こちらはもともとこの地にあった母屋。北国の大工さんが造ったとのことで、屋根の形状に特徴がありました。オーナーであるSさんにとっても思い出深い家ですが、この機会にまずは取り壊し、少しコンパクトな間取りの家を建てることに。

 

 

解体の後は地盤調査です。地盤調査は既存の建物があっても計ることはできますが、家の下の地盤(強度)がどのようになっているかを調べるには、更地のタイミングがベストです。

 

機器はこのようにハイエースに乗せれれる大きさ。こちらで2つの調査を行います。

 

 

まずは表面波探査という方法で、電池が大きくなったような振動器具で地中に微振動を起こし、スピーカーで地中で跳ね返った振動を受ける時間を計測することで、地盤を調査します。

 

この方法は点ではなく面で地盤強度をとらえることができるので、この場所の地盤全体の強度をとらえるには有効です。

 

一方、実際にどのような地盤になっているのかを知るには、掘ってみることが分かりやすいですので、上記ハイエースの後ろに積んである器械で調べます。地中にやりのようなものを指し、矢先の抵抗で硬さを調べる方法です。

 

 

さていよいよ基礎が始まります。丁張(ちょうはり)と呼ばれる木の檻をつくり、ここに基礎の基準線を出します。またこの板は水平になっていますので、基礎の高さを決める基準にもなります。

 

基礎の高さ(水平の精度)は、基礎工事中、調整ができるタイミングがありますが、位置については、この作業時に寸法を確認するのが最後になることから、特にこの土地にかかる法律上厳しい寸法を中心にチェックします。

 

この後地面の掘削となります。

 

20210124