仙台市青葉区荒巻にて、「大家族に乾杯!の家」。オーナーさんであるO&Yさんご家族、そして猫や犬、クワガタ達に至るまで、人だけではなく動物にも囲まれた家、になります。もしかしたら動物が住む家に、人が住まわせてもらっているのかもしれません。今回は住人のルートとは別に、猫が通れるルートがあります。扉を閉めていても、猫は自由に通れる。しかし猫は賢い&気まぐれなので、この道を通るかどうかは「猫次第」
外観と内観はモノトーンを基調としたデザイン。そこにたくさんのエネルギーが詰まった賑やかなくらし。2021年11月完成です。
当社では施工ごとに、オーナーさまの声と、施工紹介、および完成までの過程の3つの情報を整理しております。
ぜひゆっくりと完成までの経緯をご覧ください。
2階リビングの様子。床:パインフローリング墨灰色、壁と天井は調湿性のあるダイアトーマス塗り壁(色:アッシュ)、化粧梁や木部はオスモカラー:エボニ色という濃茶で仕上げました。カーテンはボラス。アクセントになっています。
ダイニングキッチンの様子。キッチンはグラフテクトキッチン。色合いもインテリアに合わせました。
階段ホールの様子。見上げるとキャットウォークがあります。内装の仕上げはグレーですが、明るい色よりも光が反射しにくい分、どこから明かりが入ってくるか明確です。そのため、明暗が生まれ、室内に奥行が感じられます。
階段ホールを反対側から見る。人の通行に邪魔にならない高さにキャットウォークがあります。
階段ホールをまたぐキャットウォークは床がアクリルになっています。猫の肉球もごらんのとおり。
室内窓の先の部屋はさくら色の塗り壁。そのためシルエットが妖艶な雰囲気に。
2階東洋室 3人の子供たちの部屋です。下と上のロフトで1人分の空間。ロフトへの梯子も3セットあります。個にならないように、それでいて囲われたスペースも創りながら、という点がポイントです。
お住まい後、2本の梁をつなぐように「うんてい」を取り付けました。
洗面脱衣室から奥の洗濯室につながっています。室内干しができます。洗濯室の左側に窓があり、ベランダにも出られます。
サニタリーの様子。エコシラ合板による扉材で出来ています。造作による一点もの。正面には大きな一枚鏡、鏡の上下に照明があります。
右下の引き出しには、ティッシュペーパーの箱がそのまま入るようになっています。
サニタリーの脚部分は大きく開いており、奥にコンセントが。ここはルンバ掃除機の置き場になります。
木板の天板、水はけのためにウレタン塗装。大きく深いシンクはワンちゃんのシャワーができるように。こちらは医療用のシンクをセレクトしました。立ち上がりのタイルは紺色の丸い水玉模様のタイル。モノトーンが多い内装の中で差し色になりました。
ベランダの様子。ここへはリビングと洗濯室から出ることができます。
玄関横にある小さな手洗い。信楽焼のボウルです。帰ってきて手洗い、そして猫の飲み水用と大活躍の水場です。
玄関脇にあるペットルーム。ここにはそれぞれの猫スペースとなる棚やネコミチがあります。
猫たちが一番多く通っている出入り口。我先に通るので早くも壁には爪痕が。。。
頭隠してしっぽ隠さず、とはこのこと。
1階ペットルームから上がると、この部屋に出ます。猫しか通れないルートです。床と壁の色合いは、まるでラズベリーチョコレートのような組み合わせ。
トイレは黄色い塗り壁、素材が同じことで、扉を境に色が変わってもそれほど違和感がありません。ここにも猫が通れるネコミチが。
1階洋室にある造作ハンガーパイプ。エコシラ合板によるオリジナルブラケットです。
外観をつくるメインの外壁は、白い金属サイディング。表面は葉模様のため、光があたると輝きとともに細かな凹凸があらわれます。
玄関へ続くアプトーチはスロープになっています。正面はペットルームの窓、家族や来客を猫たちが迎えます。外観のアクセントとして、中心部分の外壁は黒いコロニアル葺きになっています。
大通り方向から見える外観 2階のベランダ内は腰壁があることで見えないようになっています。白を基調として黒が適度に、というバランス感です。南側が見える2階の窓は、猫たちのお気に入りの場所
このみかんの木は建て直す前からあったもの。お引越しの時期はちょうど黄色に色づく季節でした。
均等に振り分けられた6枚の窓は、東側の子供部屋のもの。それぞれの窓の先には「秘密基地」があります。
猫の気配を感じて見上げると、こんなところから覗かれていました。ネコミチはうまく使ってもらっているようです。
20210109
当社では施工ごとに、オーナーさまの声と、施工紹介、および完成までの過程の3つの情報を整理しております。
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