2023年3月末、仙台市泉区八乙女中央にて、平屋のThis Is Me の家づくりが始まりました。
まずは基礎工事の様子から。希工業さんによる作業です。
重機で掘削の後、砕石で平らにして、転圧をかけます。砕石は、土地を平滑にすることと、建物の荷重を分散させる役目があります。
こちらは鉄筋が組みあがった様子。ベースとなる鉄筋が、コンクリートの中心に入るように、ピンコロと呼ばれる小さなブロックで、かさ上げしてあります。
鉄筋検査の後、基礎のベースにコンクリートを流します。ポンプ車からコンクリートが送られ、固まる前に、隙間が出来ないように、機械で振動を与えていきます。
振動は、やりすぎも禁物。過剰に行うと、砕石などの重いものが下に沈んで分離します。このあたりは職人さんの腕次第です。
コンクリートの厚みは、適当にやっているわけではなく、きちっと水平を取りながら流しています。その厚さは、立ち上がりがある場所は鉄筋にマークし(→下の方に緑のテープが巻いていある位置)、スパンが開いている場所は、仮に鉄筋を差し込み、マークしてあります。(→左側の職人さんの左側にある棒)
仮の棒は打ち込み後、引き抜きます。
ここからが、また、職人さんの技。ゴムベラのついた大きなトンボで、表面を均し、土間を仕上げます。コンクリートは硬化とともに、表面に水が浮いてきます。その様子を見ながら、丁寧に均すと、うっすらと水の層が鏡のように光りながら、仕上がっていきます。
今回はプラントが近かったこともあり、順調にコンクリートも運ばれ、打ち継ぎもきれいに仕上がりました。
次回は基礎工事の後半です。
20230430