[里山にある心柱のある家] 秋保石貼り~地元の素材を使った一品

仙台市青葉区芋沢での「里山にある心柱のある家」

リビングの一角には薪ストーブが入りますが、その耐火耐熱として、ストーブの周りには「地元の素材」を活用することになりました。

 

仙台市の郊外、温泉地で有名な秋保に石切り場があり、秋保石(あきういし)と呼ばれています。

最盛期は石切り場が18か所あったそうですが、現在は2か所のみ。

この石は火山灰が圧縮されている凝灰岩。石や木、土など不純物が入っているのが特徴で、それが模様を形成しています。

 

石自体はまだまだ十分供給できますが、コンクリートの普及やかまどの衰退とともに、あまり活用されなくなったそうです。

 

秋保石の可能性としては、構造材や外部積み石よりも、化粧材として内装に活用すること。独特の風合いは塗り壁にもマッチするはずです。

 

 

大きさは30cm角を基準として、厚みは2cmと3cmで用意しました。2cmは壁用、3cmは床用です。

こちらを一枚々々確認し、レイアウトしていきます。

 

 

こちらが仕上がった様子。一枚々々色や表情が違って、天然物は面白いです。完成した際にどのように見えるか楽しみです。

 

20240105

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