仙台市太白区茂庭台にて、築40年平屋のリノベーション
床下地が終わると、構造における最後の作業、内部の筋交い(すじかい)の取り付けです。
床から構造材まで一ヶ所一ヶ所寸法が違うため、採寸しながら加工する作業が続きます。
40年前と今とでは、この筋交いの基準が更新されていて、当時は板厚が薄く、専用金物もついていなかったため、新たに入れなおしました。これで現在の強度基準になりました。おまけに制震ダンバー(上に青く見えるパーツ)も加わり、地震にも安心です。
外側に貼る断熱の様子です。こちらはボード状になっており、遮熱効果も踏まえて表面アルミが貼られている外断熱材です。これを必要寸法でカットし、取り付けます。
ジョイント部分を防水テープで塞ぐことで、雨仕舞も完成。外断熱ボードを釘で仮止め、その上から通気胴ぶちを取り付け、長いビスでしっかりと固定します。
内部は後日、断熱材が入りますので、内外断熱が終わると、夏冬問わず快適な室内になります。
20240619