仙台市太白区茂庭台にて、築40年平屋のリノベーション
梅雨の合間を見計らって、屋根の瓦補修を行っています。
築40年の瓦屋根、何カ所か補修した跡がありますが、この機会に角部を集中的に補修します。
瓦の固定方法は、モルタルとしっくいがあり、この建物はモルタルが使われていました。一枚一枚ハンマーで叩き、はがし、雨漏りの可能性がありそうな場所を補修し、新規の瓦を葺いていきます。
瓦は不思議なもので、時代が変われど、同じような形状のものが用意できます。それくらい素材としては完成品なんでしょう。
勾配のある屋根上で、現場合わせをしながら仕上げていきます。
屋根を俯瞰することは、下からは決して見ることができない姿。出来上がるとグーグルマップくらいでしょうか。その中で、雨漏り予防だけではなく、その時代の職人さんの歴史が残される仕事の一つです。
20240718