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[絵になる家/絵のある家] 制震ダンパーの役目

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現地に、制震ダンパー、というものが到着しました。こちらはYAMAHAの工場で作られている製品。サスペンションの技術が応用されています。カラーはYAMAHAブルーです。

南北方向と東西方向に同じ本数を取り付けることがポイントです。今回は各6本ずつ、合計12本、家の構造部に取り付けます。

住宅用のダンパーは大きく分けて、ゴム系タイプのものと、このような油圧系タイプがあります。ゴム系は大きく揺れて初めて戻る力が働きますが、油圧系は小さな揺れからでも反応しますので、日常揺れる地震にも効果があります。

ダンパーを取り付ける大きな役目は、新築時の耐力を後世まで維持することです。家は釘やビスで金物や合板が留められていますが、永年受ける地震の影響で、新築時の期待していた耐力が維持されるか、という課題があります。

ダンパーを入れることで、日々の震度がおおよそ1程度軽減する効果がありますが、壊れにくい家を目指す場合、揺れにくい家を考えることがポイントになります。

木造の一般住宅では、まだまだ特別感がありますが、将来リフォームしにくい構造部分ですので、標準採用しています。

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