works

施工事例

isossa talossaの家

宮城県多賀城市

isossa talossaの家

[isossa talossasの家] イソッサ タロッサ (=大きな家で)
宮城県多賀城市にて、職住一体の家づくりの記録です。
題名としては、単なるスケールが大きい、という意味ではなく、職場と住まいの関係、様々なシーンにおいてこれから起こる出来事を包んでいく家、という意味を含ませています。

コロナ禍により、在宅勤務やワークライフバランスの重要性が求められる世の中になりましたが、もし計画の段階から、仕事と住まいを考えるとどのようなプランになるだろうか、そのことを具現化した家です。

1階は居住部分、2階は主に仕事スペース。浴室は1階、玄関などは共用です。オーナーさんの仕事スタイルをくみ取り、2階のプランを固め、その後1階の居住スペースをプランしていきました。

プライベートが中心となる住まいに、後から仕事スペースをリフォームすることは、どこかにひずみが出てしまう可能性がありますが、もし最初からプランできれば、資金面でも有利なことが多いです。今後の仕事スタイルの多様化を見据えて、特に個人事業主や小さな事業者、店舗などには、まずます求められる形になると思われます。

当社では施工ごとに、施工紹介、および完成までの過程の情報を整理しております。 ぜひゆっくりと完成までの経緯をご覧ください。


アプローチ部分から。東南角に玄関があり、階段から、またスロープから支障がないように角には柱がありません。正面の壁側から、また黄色い建物側からの構造材により、下の屋根を支えています。

正面の白い壁は、構造壁としても重要で、エントランス側のパブリックとタイルデッキ側のプライベートを仕切る壁でもあります。

東側からエントランスを見た様子。すっと軒の深い屋根が、家族や来客を迎え入れます。植栽帯はオーナーさんが選ばれた樹木を中心に。季節が感じられる修景の場です。

一階奥の和室は主にご両親の茶の間として活用。ルイスポールセンの照明も、このようなジャパニーズスタイルにも不思議とマッチします。

玄関と廊下との堺には、弓アーチの下がり壁が、さりげなく結界を創出しています。

カバ材の無垢床、ダイアトーマスによる塗り壁による柔らかな雰囲気の空間に、北欧家具や照明、ラグが馴染みます。赤いスワンチェアも主張しすぎず、同調します。

一階キッチンの様子。ヘアラインのステンレス天板に、アクセントとしてエッジのみ色を変えたダークグレーの扉材。タイルも黒マットのボーダータイル。北欧でよく見られる、白い壁とアクセントとしてのダーク色や金属の光沢の組み合わせ、をイメージしています。

反対側から見た様子。シンク横のニッチは、ご指定された浄水器の置き場として。

一階にある造作洗面台。扉は北海道のエコシラ合板を加工。扉や枠と同じ色で着色。三面鏡の奥に上下で照明を組み込み、まぶしさのストレスのない空間に。

天板はボウルのつなぎ目のない、一体型の人造大理石。また、ドライヤーなどのヘアケア器具は、使う人により利き手が違うため、幕板にどちらでも使えるようにコンセントを設けています。

洗濯脱衣室の様子。浴室の右側が洗濯機置き場、その前に下洗いができる大きな掃除流し。右手前がアイロン台。左側には壁一面に収納棚。雨天時などでは室内干しもでき、「洗濯・乾燥・たたみ・収納」 が一室で完結できる部屋になっています。

少し広めの一階トイレ。動線に影響がない位置に、斜めに造作収納があります。

洗濯脱衣室からトイレ方向を見る。同じアルダー材の木製引き戸で、ガラスの違いで用途を区別しています。

仕事場へ向かう二階への階段。一段目をひな壇にし、斜めからでも上りやすくしています。

ワークスペースからダイニング方向を見る。シーンにより間地切れるように引き戸を中心にした部屋づくりをしています。

ワークスペースやダイニングに、フィリッツハンセンの家具をレイアウト。二階はナラの無垢床で、一階よりも少し重厚感のある雰囲気に。細い金属のフレームは、凛とした雰囲気を醸し出してくれます。

単体では少し大きめなルイスポールセンの照明も、12畳あるワークスペースには自然と溶け込みます。

充電ができるバッテリー内臓のスタンドランプは、電源コードやコンセントを意識しない、常に自分のそばにいるアイテムとして活用できます。

ダイニングのペンダントはテーブル天板より約60cmの高さにすることにより、料理の艶やかさと、座った人の表情にやさしい明るさをもたらします。

アクリルのシェードから漏れ広がる柔らかなあかり、和にも洋にもマッチします。

二階サニタリーの様子。基本的には一階のものと同じデザインで、シンプルさと素朴さを兼ね備えた造作洗面台。

扉のつまみはオーナーさん支給のもの。指がかかりやすく機能的。

二階のサブキッチン。卓上IHが置けるように専用コンセントを設けています。

二階の扉につくハンドルと引手は全てダークアンバー色で統一。

二階トイレの一面は、アクセントとしてイタリアンネイビー色の塗り壁。

エントランス周りのしっくい壁に、木製玄関ドアやアイアンの照明が映えます。

外壁は北欧でよく見られる「ボード&バテン」という仕上げをサイディングで表現。ひと手間かけることで、既製品にはない陰影(凹凸)がはっきり出ます。塗装は親水性のある汚れにくいフッ素塗料を採用、カラーはスカンジナビアンイエローで仕上げています。

玄関エントランスやタイルデッキ、二階ベランダなどは、外壁をより近くで見ることができるところ。この場所にはアクセントとしてスイス漆喰で仕上げ。コテ跡が身近に見ることができます。

エントランスとタイルデッキの間の白い壁は、先述のように視覚的も、構造の強度としても重要な壁。自分と他人、ウチとソト、自然環境、人間環境が交わる交差点に位置する壁の角は、柔らかくつながれるようとの願いを込めて、丸く仕上げました。

(施工中の下地の様子)

家具照明協力/リディアルスタイル

当社では施工ごとに、施工紹介、および完成までの過程の情報を整理しております。 ぜひゆっくりと完成までの経緯をご覧ください。


2026年1月記

HOME施工事例 isossa talossaの家
イベントのご予約