[絵になる家／絵のある家]　基礎工事の様子（その２）

絵になる家／絵のある家　2024年12月13日　今日は一番コンクリートが入る日です。

ミキサー車がプラントを往復し、コンクリートが運ばれてきます。このミキサー車だけではコンクリートを流すことが出来ません。ミキサー車はコンクリートを運び、下に落とすことは出来ても、上げることが出来ません。

そこで活躍するのが、手前に見える圧送車（ポンプ車）です。この一台だけて、優に外車が買えるくらいの車ですが、基礎作業には重要な車です。

ミキサー車とポンプ車のお尻どうしを合わせます。後ろのバケットにコンクリートを流し、ポンプで押し出し、長いホースを通してコンクリートが送られます。

ミキサー車が空になったら、次の車がやってきます。ポンプで押し出す重そうな音が響いています。

このホースが外れたり亀裂が入ると一巻の終わり、ホースの中に液体だけてはなく、石なども流れているので、消耗品とのことです。

コンクリートを必要な場所へ必要な量を流すのは、ポンプ業者さんの役割。比重は2倍以上、つまり水の2倍以上の重さがあるので、ホースを振り回すだけでも大変な作業です。ポンプ車から流す量は、腰につけた黄色いスイッチで調整しています。

コンクリートを打ち終わったところから、トンボで均し、水平に仕上げていきます。この後、硬化する段階で水が表面に浮いてくるので、表面をコテで均して、さらに仕上げて完成となります。