housing
家づくり
完全自由設計の家
みんなと個のつながりを大切に考えます
住文舎ではその家に住むすべての家族にとって、居心地のいい住まいを目指しています。みんなが集まっての食事やくつろぎの共有の時間から、家族でも個を重視する生活へ。食事の際には時間を合わせて一つのダイニングテーブルに集まることが家族だと思われる方もいれば、そうではない家族観の方も今は多くおられます。家族としてのコミュニケーションをどうとらえるかを考えることが大事なポイントです。
個々の生活を尊重し、それぞれが優しくつながりながら集合体となる住まい。家の中で極端に寒い・暑い場所がなくなった現代の家だからこそ、達成できる距離感だと思います。出来上がった際、わが家はいったい何LDKなんだろう?と即答できなかったら、家づくりは大成功です。
そして、家は何もない状態では完成ではありません。家具やインテリア、カーテンや照明、そしてお気に入りの小物などを置くことで、住まい手らしさをまとった家として完成されていきます。室内は、趣味嗜好の変化が許容できることが大事。家が主張しすぎない、住まう方が手を入れられるような隙間をご提供することも大事だと考えています。
くらし方の変化に対応できる可能性が大事です
心地よい距離感のくらしを実現するためには、区切って部屋をつくるのではなく、家族がどう動き、滞在するかを考えることがプランニングをする上でのポイントになります。例えば壁で見えない居場所をつくる、一段上がったスキップフロアで目線が合わないスペースをつくる、しかし、足音や声などは聞こえ、お互いの気配を感じることができる。
たくさんの動き方ができるように、家具のレイアウトも大事。家具の置き方により、新たな居場所もつくることができます。そして人の居場所とともにモノの居場所も工夫が必要です。それぞれの目的や用途にあった収納がたくさんあることが理想ですが、家族の行動や習慣に合わせた収納をご提案することがポイントです。
木造においては、間仕切りの変更などで撤去できる壁とできない壁があります。住文舎では、なるべく外壁側で強度を確保して、内部は将来にわたり間仕切り変更がある場合を想定して、可変性のある構造を検討しています。