[里山にある心柱のある家] 内側&外側のダブル断熱の様子

仙台市青葉区芋沢での「里山にある心柱のある家」

住文舎では、家の内側と外側に違う種類の断熱材を入れます。外側には高密度のグラスウール。外部に桟木を打ち、その隙間に断熱材を入れていきます。

 

 

一瞬だけ見える、この裸の状態の断熱材の姿。断熱材を入れ終わると、雨仕舞のためにすぐに防水シートを貼って覆います。

 

 

内部はウレタン系の断熱材を吹き付け。粒子が細かいので、最初に行うのは養生。必要以外のところは汚さないように、ビニールで覆います。板などにあたると、自然と膨らみますので、職人さんの加減が重要になる作業です。

 

 

体やヘルメットまで養生し、目で確認しながら吹き進みます。室内はスプレーの音しか聞こえません。

 

 

余分にはみ出た部分は、パン切のような大きなナイフで、そぎ落とします。カットする部分が多いと、材料のロスにもなりますし、ごみも増えますの。発泡し固まる様子をイメージしながら、どのあたりで吹くのを止めるかは、本当に職人さんの技です。

 

壁の内側に断熱を入れることと、外側に断熱を入れることは、それぞれメリットデメリットがあります。壁の中はなかなかリフォームがしにくいところですし、新築だからこそ施工できる作業ですので、両方の断熱を採用しています。

20231129

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