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北欧のくらし
かもめ食堂とフィンランドの森
2006年に公開された映画「かもめ食堂」。写真↓はサチエがガッチャマンの歌を思い出していた喫茶店。
小林聡美演じるサチエがフィンランドにて日本食の食堂を開く、というストーリーですが、この食堂があるのがヘルシンキです。
この「かもめ食堂」は実在しています。実際は映画に見られるようなモダンな感じではなく、より「地元の食堂」という色が強いです。映画の中でも印象的だった水色の腰壁と天井はそのままです。
ストーリーの中で、マサコ(もたいまさこ)が森に行くシーンがあります。
「なぜフィンランドの人々はこんなにも、ゆったりとのんびりしているように見えるのだろう」という答えを見つけに行くのですが、映画に出てくるような本格的な森でなくとも、首都ヘルシンキでさえ、少し足を延ばせば、大なり小なり森があります。
フィンランドには、日本と違って大きな山が無いので、森=山に行く、という感覚ではありません。いつも心のよりどころに「森」があり、キノコ採りやベリー摘みをして楽しむことができます。まもなく長期の夏休みとなり、湖畔のコテージでの生活を楽しむ季節が始まります。