[北欧のくらし] ベルゲンのブリッゲン地区(ノルウェー)

ノルウェー第二の都市、ベルゲン。大西洋に面した港町で、暖流の影響で比較的冬でも暖かい街です。しかしながら雨の多い街でもあります。

 

凍らない港を活かし、古くからヨーロッパとを結ぶ交易都市でもありました。ここブリッゲン地区はドイツのハンザ商人が事務所として開設していた地区。いまでも古い建物を改装しながら現役として使われています。

 

木造のカラフルな街並みは、港町に華を添えています。そしてベルゲンの代表する場所として、土産物店にはこの建物群をモチーフに、多くのグッズが売られています。

 

よく見ると、一つ一つが傾いています。一階、家の角に柱がなく、お互いスペースを出し合って通路を確保。二階以上は張り出しているので、その自重で傾いています。

 

リフォーム中の内装。日本では地区全体として立ち入り禁止になるかもしれませんが、ここは地震の少ない北欧。歴史ある建物をリフォームしながらオフィスやショップとして使用しているようです。数多くのセパレータが工事の条件なのでしょう。

 

路地の様子。少し怪しげな、夜間であると危険な香りがすることでしょう。

 

日中は住民にとっても重要な歩道。木の床により心地よい靴の音が響きます。

 

二階に上がる階段も、うまく隙間を利用して折れ階段になっています。

 

裏に入っても、やはり建物それぞれが傾いています。赤いセパレータもこう見るとデザインの一種として存在しています。

 

他の店より早く釣具屋さんがオープンしていました。

 

3階に荷物を上げるために滑車からロープが下りています。ここにも立派な屋根がついていることから、昔から良く利用されているのでしょう。

 

ベルゲンの木造建物では、このような天窓が良く見られます。屋根も随分と直した跡が見受けられます。

 

ブリッゲンの歴史地区を歩くと、被写体として絵になります。

 

夕刻のブリッゲンとベルゲン港。港に並ぶ比較的新しい建物でも、ブリッゲンを意識した切妻のデザインです。

 

(2018年11月12日)