本日より3日間、キッチンと洗面の設置工事となります。たくさんの荷物が運び込まれ、順序良く組み立てられていきます。北仙台にあるホルツさんによるオリジナル造作キッチンです。
これはもともとお使いになられていたキッチン。上吊キャビネットに食器の乾燥器もあり、実用性も兼ね備えられたモデルでした。
ダイニングとの境に造作された食器棚、両面に扉があり、収納から使い勝手まで考慮されたキャビネットでした。当初はこの食器棚を一部修理して利用する予定でしたが、お選び頂いた新規キッチンの面材とのバランスなど考え、こちらも作り直すことに。
解体風景。タイルまで剥がし、下地の状態になりました。
組み立ての様子。一つ一つ水平、直角などをチェックしながら組み上げていきます。
箱の設置が終わると、いよいよ天板組み立て。今回はL型の形状のため、一カ所ジョイント部分が発生します。天板に木っ端を瞬間接着剤で固定、それをクランプで挟み、ボンド固定します。
これが専用ボンド。デュポン社のコーリアン(人造大理石の製品名)、専用のボンドガンです。このノズルの先で本体液と硬化液が混ざり、接着能力が生まれます。
硬化した後に、磨き作業。粗削りから始まり、徐々に仕上げ研磨となります。
今回採用した扉、住文舎オリジナルで作ってもらいました。面材はダークグレー、木口はバーチ色のテープ。ワンポイントのアクセントになります。食器棚は面材はホワイト。色違いですが、木口テープはバーチ色、ハンドルはステンレスバーに統一していることで、デザインの「つなぎ」を作りました。
キッチンが完成した後、洗面組み立てへと進んでいきます。たくさんの荷物が無くなるころには、キッチン造作作業は完成です。
2018年11月28日