いよいよ仕上げへと進んでいる七ヶ浜の家リフォーム、その中でオーナーさんがダイニングでお使いになっていたルイスポールセン社のPH5照明の調整を行うため、一旦、器具をオフィスに引き上げてきました。細部を磨き、いよいよ電球をLEDへ交換。
写真はお使いになられていた状態。このモデルは100Wのクリア電球を標準としますが、最近のPH5照明は推奨するLEDへの対応ができるようになっています。しかしこのモデルは27年前のものということもあり、どのランプが合うか、手探りで調べてみることに。
上記のようにお使いになられていた状態を見ると、少しランプがサイズ?高さ?の影響からか、シェード(傘)に影が出ているようです。
P社から出ている、60W相当のクリア電球色のLEDをはめてみました。当初の電球よりもシェードの影が柔らかくなりましたが、もう少しチャレンジすることに。
メーカーや拡散方向の違いなど、いくつかランプを交換してみて、一番効果の出たランプがこちら。P社の60W相当、全方向型LEDランプ。こちらですと各シェードの隅まで光が届いています。まずは合格点です。
このPH5照明は、ポールヘニングセンというデンマークのデザイナーにより作られた、ルイスポールセン社を代表する照明で、今年2018年で60周年。オリジナルモデルから基本的には変更が行われていないものの、時代のニーズに合わせて、細部の変更や姉妹品の発表が行われてきました。
PH5は、今後も光の幸せを拡散していくことでしょう。
左から、100Wクリア電球、P社製電球色LED(クリア)、P社製全方向型LED(シリカ)
2018年12月12日