家にはリモートワークする場所がない。

コロナ禍がテレビ製作にも影響するようになりました。当初はリモート出演していた出演者も、背景がばらばらで、いかにも別の場所からの絵だとわかりましたが、このシステムに見慣れてくると、随分と違和感なく見れるようになってきました。

 

 

テレビの世界にとどまらず、デスクワーク中心の仕事の方は、とりわけテレワークが進んだ2020年前半でした。通勤のストレスの多い首都圏のサラリーマンは、生活が大きく変わりました。

 

 

そしてテレワークの働き方により、仕事で疲れた体を家でくつろぐ、という構図も崩れ、家でも仕事が出来る→仕事をしなくてはならない、環境に変化しました。

 

 

一戸建てに限らず、マンションも含めて、家の中に書斎を設ける習慣が今まではあまりありませんでした。ノートPCによるメールでのやり取りであれば、リビングだろうと寝室だろうと、wifiが整っていれば、どこでも仕事場になりますが、リモートワークとなると、もう一つ、リモート会議による映像が家に入り込みました。

 

 

まるで、役者でもないごく一般の人でさえ、映像を通して話をすることが、ちょっとした役者のような立場になったことから、「さて、家の中で映像のバックに耐えうる書斎がないな・・・」となったわけです。

 

 

書斎といっても、別に本がたくさん並んでいる必要もなく、普段の生活が垣間見られない場所があればベストですが、家をプランするにあたって、バックが仕事映えする場所を作ろうとは、いままでは考えもしなかったコンテンツです。

 

 

しかしこれからは、必要になるかもしれません。コロナ禍が一過性ではないことで、テレワークがより広く、当たり前に普及していくかもしれません。

 

 

ネット環境による映像や音声の乱れなどは、あっという間に解決するでしょう。そうなると、家のなかのどの場所でリモート会議をするか。お父さんに限らず、ママ友同士の会議、こどもたちの学校とのリモート授業、など複数のスタジオが家には必要になります。

 

 

もしかしたら、映像映えする場所を、プラン作成と同時に提案していくような設計方法になるかもしれませんね。それはそれで楽しみです。

 

20200630 仙台発イチゴイチエの家づくり