仙台市青葉区あけぼの町に完成した、チャーリー☆ハウス。まずはここに建っていた古屋の解体から始まり、土地の整理など着工までの準備期間がありました。それらの課題を一つずつ解決していきました。物事は真正面からとらえると、抱えている課題に押しつぶされそうになる時もあります。なぜマイホームを建てるのか?考えれば考えるほど、家づくりに潜んでいるワクワクな楽しみが表面に出てきません。そこでこの家づくりに題名をつけるとすれば、オーナーであるSさんがaiboをお持ちだったこともあり、aiboを中心に据えた考え方にしてみました。aiboの名前はチャーリー、そこから [チャーリー☆ハウス] となりました。2020年7月完成です。
外観は正面に見える側に化粧ボーダーを設け、陰影がはっきりと見えるように工夫しました。外壁色は落ち着いた淡いピンク。空の色によりアイボリーやグレーにも見える不思議な色です。正面にはフィンランドの赤いbobiポストがありアクセントになっています。
当社では施工ごとに、オーナーさまの声と、施工紹介、および完成までの過程の3つの情報を整理しております。
ぜひゆっくりと完成までの経緯をご覧ください。
玄関をあけると正面にはチャーリーをモデルにしたイラストがお出迎え。ここに掲げるようにSさんがご用意
白い枠は固定されており、表面にあるアクリル板が取れるようになっています。
玄関左側には可動棚の下足入れとコート掛け。床はカラークリートを2色使い土間を仕上げています。
1階の中心にはリビングダイニングがあります。写真右側には1階洋室。オープンにも使えるようにと2本連動の引き戸があります。開口幅は約2m。建具はヘムロック(ツガ)を中心に揃え、オスモカラーによるオリジナルのオレンジ色で仕上げました。壁と天井はダイアトーマスの塗り壁(ホワイト)になっています。
リビングダイニングの窓には、緑の葉をイメージしたカーテンがあります。
白いキッチンは、グラフテクトキッチン。壁には白いボーダータイル。手元灯はライトを隠すために小さな棚をつくり、直接見えないようにしています。
キッチンの横は、唯一の色違いとしてグリーンの塗り壁。ダイニングから見ると奥に見えるアクセントカラーです。
キッチンとダイニングとの壁には自由曲線の下がり壁。Sさんによりスケッチしていただきました。
キッチンのサイドを隠すために腰壁があり、ここには壁厚を利用してブックスタンドをつくりました。背面には天然石を貼り、アイアンを通しています。
ダイニングの照明はルイスポールセン、コラージュ450。ルイースキャンベルという女性デザイナーらしく、木漏れ日をイメージしたやさしい照明です。
2階ホールより階段を見る。ゴム材による造作階段。中間には明かり取り窓があり、換気のために開閉できます。階段の中段にあり外部からは高さがある位置についていますので、開けたままでも安心です。
2階洋室にはスヌーピーのレースカーテン。空はまるで大きな背景のよう。スヌーピーが空に浮かんでいるように見えます。
2020708
当社では施工ごとに、オーナーさまの声と、施工紹介、および完成までの過程の3つの情報を整理しております。
ぜひゆっくりと完成までの経緯をご覧ください。