今週は照明、コンセントやトイレなど、仕上げ工事が目白押し。電気は通電がかかるまでに器具を全てつけなければならず、気の張る作業です。
写真で見える大きな脚立、2.4m高あります。こちらを使い、梁(木組み)の上につける照明をつけます。
外部につく大きな建具も、小嶋建具さんにより、いよいよ組み込みに入りました。一本一本調整し、仮置きしては削り、調整し、の繰り返し。造作建具は、出来上がった空間にはめ込む作業。敷居と鴨居、方立という建具外周部を囲む材料を取り付けるのが大工さんや左官業者さん。
建具業者さんは、自身が狂いのないように建具を作っても、現場にはめ込む際の微調整が必ず必要な業界です。それを見越して、「調整できる」ように加工して作ります。
外部に面する大きな建具が入り、また結界が変わりました。建具によって切り取られる風景も、見慣れたものはずですが、不思議と絵になります。
今日は10本の建具の取り付けまで。これから金具など取り付け、大きなガラスのはめ込みへと作業は続きます。
今日は午後から雨が降ってきました。Y-Studioは屋根が大きいことで、雨が降ると屋根が鏡のようになり、建物の壁が映ります。雨もまたよろし。
20200915