油絵が時をつなぐ家 今週はいよいよ外部仕上げ作業です。下塗りの後は、カルクファサードというスイスしっくいで仕上げます。
真っ白な粉状の本体を、かくはんしながら水に溶き、材料をつくります。素材としては一旦水を加えると硬化するので、一袋々々進み具合を見ながら練っていきます。
コテの畑発見。使う場所によって使い分けたりしていきます。
ミネラル下地材の上に、カルクファサードを仕上げ塗りしています。最初はプラゴテでラフに塗り、その上から金ゴテを使い、ヘッドカットという表面模様をフラットにした仕上げ方で進んでいきます。
仕上がった壁面の様子。プラゴテの部分はラフに、ヘッドカットした部分はフラットに仕上がることで、単調な模様ではなく、仕上げに深みが表れます。ここまで来ると足場が外れるのも間近。養生も剥がれ、まもなく壁全体としても見ることができます。
20210331