油絵が時をつなぐ家 内部は仕上げ塗りの真っ最中。照明が一切ない部屋は、足場の養生も影響して日中でも薄暗い印象です。
内部ではダイアトーマスという調質性のある塗り壁の作業中です。手元の模様を確認しながら塗りますので、写真のように投光器を当てながら作業を進めます。
こちらが塗り壁材の様子。真っ白なダイアトーマスにカラーボトルという調合する顔料を混ぜます。今回は薄いグレーがメインカラーです。
コテを巧みに使いながら、壁を仕上げていきます。投光器が当たると模様が見える様子が分かると思います。壁が終わると、同じ素材で天井を吹き付けていきます。ダイアトーマスは骨材が入っていないので平滑に塗るには便利な塗り壁材です。また骨材が入っていないことで、後々の補修もやりやすいのが特徴です。
さあ、内部仕上げもいよいよ大詰めです。
20210408