そら景色が広がる家、只今、希工業さんによる基礎工事真っ只中。今日は立ち上がりコンクリートを打設する日です。朝からミキサー車が到着。
ミキサー車から圧送車へ。ホースからコンクリートが流れてきます。立ち上がりはベースよりも隙間が無い分、空隙ができやすい部分です。打設するとすぐに、振動棒で揺すりながら、隙間が出来ないように進みます。コンクリートへの振動は難しく、やり過ぎるとセメントと骨材が分離します。
中心にオレンジの羽が見えますが、羽の部分までコンクリートを流します。この羽があらかじめ水平レベルでチェック。羽の上に笠の先のようなものがあり、羽からこの高さまで、レベラーという粘性のある液体を流し、水平を確保します。
しっかりと天端(てんば)をコテで均し、コンクリート作業が終了。一段落した後にレベラー流しです。
おおよそ立ち上がりは終了し、圧送車に残ったコンクリートを吐き出している様子。最後は空気も入ってくるので、バコバコした音を立てます。そしてホースの先にオレンジの籠のようなものを取り付け。
これはホースの中を掃除するためのスポンジキャッチャーでした。これが出ると予定していた全てのコンクリートが終了。このコンクリートは細部の高さ調整に使います。残さずしっかり頂きました。
この後は養生期間を置き、型枠を外した上で、玄関などの土間を再度コンクリートで作ります。
20210607