基礎や設備工事が終わると、いよいよ木工事がスタート。当日朝には第一便が到着しました。使う場所に振り分けるところから。
全ての材料には、このように番号が振られています。それぞれ使う場所が指示ざれています。構造の木材はプレカットという、工場で加工されたものが納品されますが、図面だけではなく、このマーキングがプレカット業者さんからの、いわゆるメッセージ。
住文舎からの図面を基に、プレカット図を作成、専用CADに入力され、工場にてカット、梱包され運送、そして現地搬入、という、見えないながらも、多くの人の手が関わり、今日を迎えます。
下の基礎と、上の土台(木の部分)の隙間を埋めるものが、この土台気密シート。湿気防止のためのフィルムと固いスポンジで出来ています。基礎断熱工法には欠かせない一品です。
今日から大工さん(ASプランニング鈴木さん)も登場。ここから約2か月間、ここで造作していきます。
井桁状に組まれた土台。この上に床合板が貼られ、1階の床下地の完成です。規則正しく組まれた升目状の姿は、もう二度と目にすることのない光景です。
土台を敷いた次の日は足場組みです。ようやく家が立体になるために、手助けとなる重要なパーツ。
足場は、様々な部材を組み合わせながら作っていきます。図面にこのような割付図を作成し、必要な場所に柱を立て、横材をかけながら作ります。足場の良し悪しは、作業スピードもさることながら、危険性も伴います。
外部の作業では、手元を見ながらの作業が多いことから、あるべき所に床(=足場)があるのが理想。様々な作業にとってベストな足場、というのは難しいだけに、大変な作業です。
足場の職人さんは3人一組が多いでしょうか。複数必要な理由がわかる姿。下から上に横材を投げいる瞬間です。お互い呼吸が合わないと危険な作業、それを難なく進めていきます。
敷地内で立体になる、一番最初のものが、この「足場」です。