[ヌックぬっくこんにちは] 本日は上棟なり(その①)

ヌックぬっくこんにちは、の家づくり 本日はクレーンを使い、柱や梁を組み、家の形にする大事な作業の日です。いわゆる上棟、の日です。

 

一昨日組み終わった床合板の上には、最初の荷物と、内部の足場も組まれています。

 

 

材料の一番上には、これから最初に使う柱材があります。ビニールの養生をはがすと、先端にはどの場所に使うものかわかるように、マーキングされています。

 

 

そのマーキングを基準に、大工さんが一本々々建てていきます。今日は多くの大工さんが応援に来ています。この作業は一人ではできません。まさに家づくりにおいて最大の祭りの日、とも言えます。

 

 

柱が建つと、今度は2階床になる部分に、梁や桁をかけます。ほぞ、という穴に柱を入れながら、かけや、という大きなハンマーで叩き、組んでいきます。この段階では、まだぐらぐら揺れる状態です。足場の悪い状態で、バランスを取りながらの作業です。

 

 

2階床の骨組みが終わると、今度はそれぞれをつなぐ金物をつけていきます。これは、このように梁や桁の上を歩きながら、上から締め付けていきます。1階床からですと、脚立が必要となりますが、大工さんは難なく、構造材の上を歩きながら、作業を進めていきます。

 

 

ちょうどこの下では、柱の垂直をチェックしています。奥の大工さんが、屋直し、というアルミの道具で斜めに突っ張りながら、垂直を調整中。手前の大工さんは、柱で垂直をチェック中。これが終わると、斜めに角材を固定し、(仮すじかいと言う)家を安定させます。

 

 

全ての金物を取り付け、垂直チェックが終わると、2階の床合板はり。ここが、この上を組むためのステージになります。この先、いよいよ三角の形が登場します。(つづく)

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