[平屋のThis Is Me] 設備配管はまるで地下鉄

仙台市泉区八乙女中央にて、平屋のThis Is Me の家づくり。

基礎工事が終わり、大工工事が始まる前のひととき、このタイミングで

設備(水道)工事が行われます。佐孝組さんの作業です。

 

 

あれ、何やら相談中。

敷地には最終枡という道路の本管につながるマンホールがありますが、そこにどの高さでつなぐか、ということを職人さんで検討しています。

 

ここには、下水、雨水、水道、そしてガス管が交わる、まさに地下鉄の駅のようなカオスな状態になっていますので、後から入れる配管は、隙間を狙ってつなぐことになります。

 

下水は、外の勾配が緩いと流れにくく、逆にきついと臭い留めの封水(トラップ)が勢いで抜けてしまうため、勾配がとても重要になります。

 

 

配管が交差する場所には点検枡を設け、ボンドでしっかりとつないでいきます。この塩ビ管用のボンドは、接着する際に塩ビ管自体も表面を溶かすことから、一度接着されると二度と取れなくなる、優れものです。

 

 

基礎の内部(床下)には、ヘッターというお湯と水がそれぞれ分岐する場所を、床下点検口付近に設けます。外からは各一か所で入り、内部で各方面へ分岐するという方法です。

 

 

外部でつながれた下水管と内部をつなぎ、湯・水を必要な付近へ配管し、最初の設備工事が終了します。最後に器具をつける際に、床下に潜り、それぞれ接続します。

 

次は大工工事(建て方)へと続きます。

 

20230504

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