仙台市青葉区芋沢での「里山にある心柱のある家」
内部塗り壁の仕上げタイミングを見計らって、玄関のタイルを貼ります。渡幸左官さんによる作業の様子。
最初に床部分を仕上げ、その後立ち上がりのタイル。タイルは下地づくりが半分の作業。下地次第で、仕上げの予定や段取りにも影響します。
立ち上がりはボンドでタイルを貼ります。タイルの目地があうように、クラックが入りにくいように工夫しながらの作業。
タイルは目地が入ると一気にイメージが変わります。今回は太い白目地。完成をお楽しみに。
一方外部は、カルクファサードというスイス漆喰で仕上げます。こちはら別の左官職人さんである、クオリティーさんの施工。
粉体の素材を水でかくはんして材料を作ります。
混ぜムラが出来ないように、丁寧にミキサーで混ぜます。
用途や場所により、コテを変えます。特にスイス漆喰は右側のプラスチックコテが大活躍。このコテを使うことで、塗り壁らしい自然体を残したラフな仕上がりになります。
一人が材料を準備し運ぶ役目、4人が持ち場に分かれ、同じタイミングで塗っていきます。外の仕上げ作業はとにかくチームワークが、仕上げにも、時間にも影響します。
塗り壁仕上げは、職人さんが仕上げた跡が、後世まで残る仕事。基本的なパターンにのっとり、お互いのタイミングを合わせながら、手際よく、かつ丁寧に仕上げていきます。
20240124