里山にある心柱のある家

仙台市の西部、芋沢という里山が広がる地にあるOさん邸。ご主人のご実家敷地内に建てられました。家の中心には一本の大きな「心柱」があります。構造上重要な柱であるとともに、一階のどの場所からでも目に入る位置に立てられました。家族の成長とともに身長を書き加えたりと楽しみながら、時間の経過とともに、木がやけていく姿を目にすると思われる、一本のヒノキの柱。「里山にある心柱のある家」は、2024年2月に完成しました。

当社では施工ごとに、オーナーさまの声と、施工紹介、および完成までの過程の3つの情報を整理しております。

ぜひゆっくりと完成までの経緯をご覧ください。

ダイニング北側にある、一枚のケヤキカウンターと、それを支えるリブ状に加工されたDLTパネル。このリブの出た部分を利用してカウンターがかかっています。ケヤキカウンターは表面を研磨し、自然塗装で仕上がっています。このケヤキは、約5年間丸太状態で自然乾燥させた木材です。

 

 

玄関を入ると、少し斜めになった下がり壁を抜け、リビングに入ります。

 

 

この下がり壁は、トイレにつながる前室の上と線対称になっていて、まるで家の屋根のように見える形になっています。室内で必ず通る、いわゆるゲートになる場所です。「への字」を真ん中の壁が邪魔しないよう、仕切り壁は13cmへこませています。

 

 

リビングとダイニングの堺にある、一本の心柱。ヒノキ材・21cm角の一本モノです。

 

 

キッチン側から玄関側を見る。正面がダイニングで、その奥に畳敷きの小上がりルーム。洗濯物をたたんだり、様々な使い方ができる空間。当面は子供たちの遊びスペースです。

 

 

天板と扉材が同じ素材でつくられている「グラフテクトキッチン」。このキッチンに立つと、一階がほぼすべて見渡せます。

 

 

キッチンの袖壁に埋め込まれた、リモコン類のニッチ。下のカウンター部分には天然石が敷かれている。

 

 

ダイニングの照明は、ルイスポールセンPH5ホワイト。テーブルの位置にフィットするように、ライティングレールにより自由に動かせるようにしています。

 

 

リビングの正面にある薪ストーブ。冬は家の芯からあたためます。ストーブを囲うのは、仙台地元産の秋保石、火山灰が押しつぶされて出来た石ということもあり、不純物がアクセントとなる景色を形成しています。

 

 

そのまま二階に上がっていきましょう。吹き抜けを見下ろす景色。二階廊下は格子の手すり。室内の熱の循環にも効果的です。

一階の床材はカバ。白い壁は調湿性のあるダイアトーマスの塗り壁。その他木の部分には自然塗装で仕上げていますので、全体として「テカテカ」していない、柔らかい雰囲気を醸し出しています。

 

 

二階にある木の手すりは、スプルスという材料を加工した手づくりです。手すりは見た目とともに、もちろん安全性も重要。子供の頭が通らないサイズがポイントです。 吹き抜けの天井はパインの板。そして大きな天窓から南側のあかりがリビングに差します。この天窓は電動開閉。季節のよい時期は換気にも有効です。

 

 

二階廊下にある壁厚を利用した本棚。ちょうどマンガの単行本が納まるサイズです。二階の床や扉はパイン材。

 

 

子供たちが将来利用する部屋のクローゼットは、一面がピンクでアクセントになっています。扉がない分、実際の部屋面積よりも広く感じます。この奥にも同じ大きさの部屋があり、将来左側の通路を閉じることで個室へと変化します。 時期をみて閉じるか否かは、子供たちの成長を見ながら、としています。

 

 

二階洋室の窓にあるロールスクリーンは、一部抜かれていて光が入ります。それぞれ違った模様があり、アクセントになっています。

 

 

再び一階へ。キッチンの奥にある水回り。このアーチがパブリックとプライベートを分ける結界になっています。ここから右は収納室、左は洗濯脱衣室、正面はサニタリーがあります。 サニタリーは直接見えないように壁があり、アクセントとして3つのチェッカーガラスが入った小窓がついています。 奥の壁のみアクアブルーの塗り壁です。

 

 

サニタリーはオリジナル造作。木の収納も他の木部と統一感を持たせるように同色で塗装。カウンターはボウルと一体的につくられた人工大理石です。 照明は、まぶしさを避けるために、三面鏡の奥に仕組んでいます。

足元下はオープンで、掃除をしやすいようにしています。

 

 

一階トイレにある造作手洗いカウンター。信楽焼の青いボウルをチョイス。室内に焼き物が入ると、不思議と凛とした雰囲気になります。

 

 

外観の様子。シンプルな切妻屋根。南側に向かって半二階のような大屋根です。屋根につけられた天窓と煙突は、良いアクセントになっています。

外壁はスイスしっくい(カルクファサード)による仕上げ。アルカリ性のある漆喰は汚れが付きにくく、経年変化とともに風合いが加わっていきます。

 

 

夕刻、玄関の照明があたると、木製玄関ドア、スイスしっくいのコテむら跡が、よりきれいに見えてきます。

手づくり感満載のおうち、完成です。

 

20240425

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