うんていのある家

家の中にうんていのある家。仙台市泉区南光台でのリノベーションです。築11年の家、その間お子様の成長とともに、Mさんにとって家に対するニーズも変化してきました。この機会に、一階増築と内外装リフォームを行うことになりました。増築部分は、主にお子様がのびのびと使える空間をつくります。

 

娘さんが水泳を得意としていることから、より才能を伸ばしてあげたい、という想いにより、元の家にも造作で軒先をつくり、うんていがありました。そのうんていを一旦外し、分解、塗装し直しして復活したのが、この写真のモスグリーンのうんていです。

 

化粧の梁には、うんていだけではなく、トレーニングのための道具が下がっています。普段生活しているすぐ横にあるトレーニングスペース。写真左側には息子さんの友人も集まれる、小さなキッズルームも併設しています。

 

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サブ玄関に面して、キッズルームがあります。“はしご”つながりで、ロフトに行くはしごは、うんていと同じくモスグリーンに塗りました。小さなクマの穴蔵を抜けると、タタミのキッズルームが半地下にあります。このクマのデザインは息子さんが描きました。隣のフクロウのステンドグラスは、Mさんの友人に製作して頂きました。

 

半地下のキッズルームからトレーニングルームを見たところ。天井のパイン材はロフトの床を兼ねています。3㎝の厚みのあるパイン材で、大人が乗っても十分な強度です。この増築部分は全て防汚系のペイント仕上げをしています。

 

一つ一つ手づくりで作っていただいたフクロウです。

 

写真左手が増築したトレーニングルーム。こちらはもともとあった母屋部分です。卵型のラウンドテーブルはnokka(ノッカ)製作によるものです。こちらに全てデザインが違うカンディハウスの椅子を配してあります。母屋部分は全て、床はパイン材ウォールナット色、壁と天井はクリーム色の塗り壁(ダイアトーマス)で仕上げています。

 

リビングの様子。ここは元 和室だった部屋です。オレンジ色のソファーの後ろは、押し入れだった空間です。収納は下半分は扉付き、上半分は飾り棚にしています。

 

キッチンの様子。シンクの上には上吊り戸がありましたが、撤去しアーチ下がり壁を造作しました。正面の窓は元は勝手口ドアがありましたが、今回腰高窓へ変更しました。外装やサッシも全て交換していますので、このようなサイズ変更も可能となりました。キッチンはグラフテクトというシリーズ。天板も硬質メラミン材により、キズが付きにくく、また木目により家具のようなキッチンとなりました。

 

キッチンの前にある書斎コーナーです。正面のみ柔らかいグリーンの塗り壁です。キッチンとの境は収納棚を造作しました。

 

サニタリーにあるタオルウォーマー。PS製でPSY(ピーエスイエロー)という色です。内部に電熱線が入っており、サニタリーの暖房やタオルを乾かしたりする際、スポット的な利用ができます。光の少ない北側の部屋には彩のあるパネルヒーターが似合います。

 

一階二階ともアルダーという木材の扉に統一。少し男っぽい節のある扉ですが、ウォールナット色が良く合います。パインの床とはまた一味違った節の表情があります。

 

外観の様子。サッシは全て交換し樹脂サッシ・ペアガラス。既存の断熱は活かし、外断熱を付加しました。サッシの茶とベージュの外観によりシックな雰囲気になりました。写真左側の片流れの屋根・平屋が増築した部分です。増築部分の上げ下げ窓、上半分がロフト、下半分がキッズルームに面しています。

 

(2018年3月完成)

 

 

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