フィンランドからスウェーデンに渡ると、北欧の隣国とはいえ、街の印象が大きく変わります。建物の外観に色やデコレーションが加わり、華やかな雰囲気が感じられます。
首都ストックホルムは歴史のある街。ガムラスタンという旧市街には、大小様々な石畳の古道が巡らされています。
一番狭い通りは、人が行き違えず、手を広げると両手で建物の壁が触れられる程です。
木造の外観にも特徴が見られ、木の板を、細いリブ材で留める方法は、フィンランドでも見ることができますが、そのリブや、窓のモール材に違いがあります。装飾が施されていたり、角が優しく面取りされていたりと、王室が存在する国、故か、気品のある表情豊かな建物が多く見られます。