仙台市青葉区荒巻の風景。大家族に乾杯!の家づくりが始まります。この場所はもともと住まいがあった2階から撮った写真。界隈は隣近所が比較的近い町ですが、ここは西側に大きな通りがあるため、ちょっと隙間があるように感じる土地です。遠くに寺町の杜。高低差があり、日差しや風も入ります。
着工前の地盤調査の様子。地面に振動を与え、地盤の固さをチェックしています。この土地は古い地形によると、南から広がる固い台地のちょうど先の位置、尾根の終わりのような場所で、古い地形の通り固い地盤であることが分かりました。
先日会社のシート看板も新しくなったばかり。角にあるフェンスに偶然ぴったりとしたサイズ(1.8m角)でした。
基礎工事が始まりました。防湿シートを敷き、周りには捨てコンクリートという、均し用のコンクリートを敷きます。その上に墨を出し、型枠を立てていきます。
このタイミングで鉄筋が届きます。この鉄筋は外周部で使用するもの。このように図面により曲げられ、溶接されて運ばれます。この鉄筋は一棟々々オーダーで製作されます。鉄筋加工は専門の業者さんがいて、納期が遅れると現場での作業日程がタイトになるため、意外と忙しい業界です。
基礎工事は約3週間、この間に、鉄筋加工と納品、コンクリート打設が一般的に4回、雨風や暑さ寒さにも影響する作業です。日陰で涼んだり雨宿りも出来ない、3Kの業界ですが、何トンもの上物を支え、精度が求められる重要な仕事です。
20210605