そら景色が広がる家、大工さんの作業も大詰めにきました。納品した材料も無くなり(というか納まり)片付いた状態が、大工さんの終盤の様子です。2階勾配天井につく下がり壁とカーテンボックスが最後の作業になりそうです。
外回りは少し前の写真から。こちらは外側に入れる断熱材です。グラスウールで、密度が高い分、こしがあります。横に留めた木の間にぴったりとはめていきます。窓まわりや各開口部に合わせて調整しながらの作業です。
外断熱入れを行っていた時期は梅雨真っただ中の季節。断熱を入れては防水シートを貼り、の繰り返し。なるべく濡らさないように、という配慮が必要な作業です。外断熱は黄色。ハチミツ色で、冬場は視覚的にあったかく感じますが、夏場は、何も感じません。
その後、通気のための胴ぶち(木材)を取り付け、外壁材を貼ります。こちらは塗り壁下地に使うセメントボード。印字でも見られるように、MADE IN MEXICO はるばるメキシコからやってきます。このセメントボードはセメント材がグラスファイバーで包まれたような素材。柔らかさと強度、防火を兼ね備えた外壁材です。
外壁仕上げの前の重要な工程。防水シール(=コーキング)の作業です。プロは養生が違います。シールは必ず内外にテープを貼ります。コーキング業者さんからは「〇〇m×単価」として請求が上がりますが、全て測っているわけではありません。使ったテープの長さを1/2にすると、ほぼシール長さになります。
お盆休みを挟み、いよいよ外壁の仕上げ塗りへと続いていきます。
20210810