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[ヌックぬっくこんにちは] 家は足元から ~地盤調査から基礎工事(前半)
ヌックぬっくこんにちは、の家づくりスタート。まずは地盤調査から
家を建てる下にある地盤が、どのような土になっているか、強度は、ということを調べるのが、地盤調査の役割ですが、その方法にはいくつかのやり方があります。
ここで行っているのが、表面波探査法といって、地面に超音波をあて、その返りの速度で地盤の強度を調べています。
この場では良し悪しはわかりませんが、この方法は、点よりは、面での強度を推測することに適した方法。
結果は地盤が締まった良好な地盤であったことから、その先の基礎工事へと進めました。
基礎工事スタート、まずは根切りという地盤掘削の作業です。外周部には、「ちょうはり」という木のハードルのような囲いがありますが、これはきっちりとした水平と、正確な位置だしとを示す、ガイドです。
ここからの基礎工事は、希工業さんの作業です。
これが狂うと、家の位置も変わる、とても重要な部材です。
砕石を敷き、防湿シート、その後外周部には、捨てコンクリート、という、マーキングをするためのコンクリートを5センチ流します。
コンクリートが固まると、ちょうはりから測った外型枠の線を引き、立てていきます。
ブルーシートの中には、既に鉄筋が届いています。
鉄筋が組み終わり、最後のチェックをしています。
「あれっ、水たまりにメダカ発見!」的な様子ですが、細かい納まりを社長が若いスタッフに教えているところです。まさに、どんな仕事でも、技術を伝承するバトンのようなもの、です。
鉄筋は、ある程度、形になる場所は、このように溶接された組鉄筋の状態で納品されます。これは玄関基礎のものですが、本体の鉄筋と結束し、基礎を一体化させます。
今日は最高のコンクリート日和。最初のお祭りの日です。コンクリートが次々とプラントから運ばれてきます。
街でたまに見かけるミキサー車が間近に見られるチャンス。
この作業の重要な役割にあるのが、このホースを抱えた、圧送の方。コンクリートを必要な場所に流す役割です。
左手の腰につけたリモコンで、圧送車から送るコンクリートの量を調整しています。なるべく均等に敷くことで、職人さんも段取りよく仕上げられます。
手前の圧送車の後ろに、コンクリートが入る箱があります。基礎に流す具合により、箱からコンクリートがなくなり、ミキサー車のドライバーさんが、減った分、圧送車にコンクリートを流す、という見事な連携プレー。
次は立ち上がり基礎へと続いていきます。
20220707