ヌックぬっくこんにちは、の家づくり。建て方が終わると、引き続き屋根へと進みます。今回は45°の勾配屋根。危険とともに、なかなか簡単には進みません。
まずは大工さんにより、野地板という屋根合板を貼ります。上に上がりながら仕上げていきますので、細い木を仮固定しながら、足を掛け、合板を一枚々々釘止めしていきます。
大工さんの作業が終わると、屋根業者(舟山板金)さんにバトンタッチ。まずは足場業者さんによる屋根足場、そして先ほどの足掛かりの木を外し、防水シートを貼ります。
屋根は雨仕舞のことがあり、必ず下から上に葺いていきます。つまり仕上がった上に乗りながらの作業になるので、屋根へのキズだけではなく、滑りやすく危険な作業が続きます。万が一のためにも屋根足場が頼りです。
防水シートとともに先に行うのが、この天窓を納めること。まずは一次的に防水を施します。
屋根葺きの様子。上で屋根を滑らせると、下の者が危険。端材やごみを落とさないように、慎重に作業を進めます。屋根足場は、つかんだり、腰かけたり、足をかけたり、と、とても重要なパーツです。
屋根業者さんに引き渡した後は、大工さんは壁の合板貼りを進めます。日に日に囲われていきながら、『箱』になっていきます。
最終的に仕上がった天窓の様子。今回は急こう配で、天窓まわりにも雪が積もりそうですので、このようなジャンプ台をつけました。屋根材を手加工しながら、違和感なく納まりました。
ようやく頂上が見えてきました。ここから上は天窓もなく、終わりに近づきました。あいにく明後日が雨予報。しかし念のために、屋根の雨漏りチェックとしては最高の実験です。(無事何事もありませんでしたが)
雨漏りチェックが終わり、屋根足場を解体して、屋根作業が無事終了となります。