voice17 アーチ壁が一枚の絵のように見えます。 

 

仙台市の郊外、中心部から20分くらい車を走らせると、周辺には田畑や里山が広がる市街地農村部の景色が広がります。今回のオーナーであるOさんご家族は、ご実家に隣接する場所にマイホームを計画されました。しかしながら、この場所は市街化調整区域であり、簡単には家が建てられない場所でした。まずはそこからスタート。仙台市との約8か月間の協議の末、ようやく着手することが出来ました。

当社では施工ごとに、オーナーさまの声と、施工紹介、および完成までの過程の3つの情報を整理しております。

ぜひゆっくりと完成までの経緯をご覧ください。

―――お住まいになられて早くも1か月が経ちました。Oさんの家づくりストーリーは、まず、ご実家のあるこの敷地に(市街化調整区域であるため)家が建てられるか、というところからでしたね。

 

 

【Oさんご主人】

長女が小学校にあがるタイミングで実家の敷地内に家を建て、引っ越しが出来ればと考えていました。しかし市街化調整区域ということもあり、一筋縄では行かないのでは、とも思っていました。

 

 

―――仙台市との協議もあることから、まずは動いてみてから考えましょう、となりました。様々ハードルはありましたが、結果的には当初の計画より1年早く完成しました。

 

 

【Oさん奥様】

1年前倒しで建てられたことは、とても良かったです。長女にとって、前に通っていた保育園から、この地域のこども園に転園し、1年間慣れた段階で小学校に入学します。これが来年春、同時期になっていたら、周りも友達関係が出来上がっている中に入るので、娘としても少し大変だったかもしれません。

 

4月から、新たにこども園に通っていますが、ウッドデッキに付けてもらったブランコは、娘にとって、不思議と(こども園に)行く気になる乗り物になっているようです。日によっては気持ちが乗らないときもあります。朝は必ずブランコに乗り、それから出発しています。

 

 

 

―――子供部屋2部屋をどう設けるか、かなりプランで悩まれましたね。

 

 

【Oさんご主人】

娘二人にとって、自分の部屋としてどう使うかはまだ少し後になりますが、しばらくはつづき間として使い、仕切る必要が生まれた時には、間仕切りできるようにしました。

 

 

―――家の大きさはイメージ通りでしたか。

 

 

【Oさんご主人】

敷地奥にあった納屋を解体し、基礎の段階で現場を見た際は、「あれ、意外とコンパクトだな」という印象でした。その後、木工事が始まり、上棟(家の骨組み時)の段階で見た際は、大きいなという印象でした。

 

 

[Oさん奥様]

上棟式の後に中に入らせてもらいましたが、中に足場があったので、この部屋がどうなるのだろう、と想像がつきませんでしたが、吹き抜けの完成が楽しみに思えました。

 

 

 

[Oさんご主人]

年末に実家に来た際、中を見ましたが、その段階では、中の塗り壁が始まっていました。その様子から、仕上がりがとても楽しみになりました。その頃が完成前は最後だったと記憶しています。この先は完成まで見ないでおこう、と思いました。

 

 

―――完成した際のお披露目が2月12日(この日はご主人の誕生日でした) 初めて見られた印象をお聞かせください。

 

 

[Oさんご主人]

養生してあった木の床も初めて見られましたし、まるで自分の家とは思えない感覚でした。当初は床がひんやりしていましたが、住んでみると、日に日に暖かく感じました。洗濯物も室内でよく乾きます。引っ越しは3月でしたが、二階の暖房が要らずに過ごせました。

 

 

―――その他家で気に入っている部分を教えてください。

 

 

[Oさん奥様]

完成を楽しみにしていた吹き抜けです。階段の位置はどこが良いか、いろいろ悩みましたが、結果的にはリビングに面した階段になりました。一体感はあるものの、上がっていく部分は壁になっているため、リビングにいる人から足元が見られない(=見上げられている感じがない)のがよかったです。アクセントとして壁に小さな窓があいているのも気に入っています。
二階に上がると、廊下は木の手すりでオープンになっているギャップも良かったです。

 

 

 

[Oさんご主人]

プランの段階では、キッチンの通路が狭いかも、と思いましたが、使ってみるとちょうど良かったです。

 

 

[Oさん奥様]
キッチンの横にある壁は、リビングからの目線が合わず、とても良かったです。隠れる、隠せる場所は大事だと思いました。

 

 

 

また、サニタリーの前にあるアーチ壁、正面からみると、3枚のガラスが入った袖壁、奥の水色の壁、が、まるで一枚の絵のように感じるのが不思議です。

 

 

 

―――出来上がってみて、こうしておけば良かったと感じた点はありますが。

 

 

[Oさんご主人]

吹き抜けの対流でしょうか。吹き抜けと階段が離れていたら、一階と二階とを対流し、より熱効率も良かったかな、と思います。生活動線としてはリビング階段で良かったですが。

 

 

[Oさん奥様]

家の中が暖かいので、納屋のような寒い場所があれば、実家から送られてくる野菜なども保管しやすかったのかなと思います。現状はウッドデッキからつながっている外収納に置いています。

 

 

【補足】

奥様が、打ち合わせの際に活用していた「家づくりノート」、次回決めることや様々サイズなどが書かれていました。

 

 

―――本日は有難うございました。 (2023年4月20日 一か月点検にて)

当社では施工ごとに、オーナーさまの声と、施工紹介、および完成までの過程の3つの情報を整理しております。

ぜひゆっくりと完成までの経緯をご覧ください。

MENU