好文舎を訪れて ~京の町家の喫茶店

先日訪れた京都にて、町あるきをしていて、ふと目に入った暖簾。

好文舎。。。 住文舎と一文字違いだな、と思って見ていました。足元には喫茶の文字、気になるがどうしようか、と躊躇していたところ、真っ白な暖簾にそよ風が吹き込み、まるで手招きしている様。ここは入ってみることにしました。

 

 

そこは、京都の古い町家を改装した喫茶店でした。入口から畳。客を迎えるように、花が活けてありました。

 

 

中に入ると、綺麗な中庭。お店の亭主はここにお住まいとのこと。いわゆる自宅カフェ。この地を求め、リノベーションを行い、昨年12月にオープンしたばかりとのこと。いろいろとお話を伺うことが出来ました。

 

 

好文とは、好文木、梅の木のことのようです。屋号のシンボル、梅の木がちょうど咲き始めた時期でした。コーヒーを頂きながら、少し早い春を楽しませて頂きました。

 

 

名残惜しく振り返った入り口。間口は2mありません。右と左の建物は別の持ち主。京都の町は、空襲で焼けていないので、昔の地割が多く残されています。

 

亭主に伺ったところ、一般的には道路に2m以上接していないと家を建てることが出来ませんが、京都では2m以下の間口でも、一定条件が満たすと、建築許可が下りる条例があるそうです。ここで生活するご苦労もありそうですが、この狭さの中に広がる壮大な宇宙を、少し感じさせてもらった京都のひとときでした。

 

2019年2月24日